野田歯科医院

長坂式かみ合わせ改善治療

正しくかむクセをつけよう顔のゆがみも体の不調も改善

かみ合わせ悪く体が痛い?

〇バランス取ろうと筋肉が緊張。重心バランスの異常がゆがみを引き起こす。

むし歯や歯列不正などの歯科疾患がある場合、かみにくいところでは自然とかまなくなるため、どうしてもかみ癖が生じます。かみ癖のある側の歯がすり減ると、頭がわずかに傾くなど、重心の微妙な変化(重心バランス異常)が生じてきます。

人間の体は、このバランス異常を正常に戻すため、一部の筋肉が常時緊張した状態になります。この筋肉の緊張が、肩こりや腰痛につながります。
かみ合わせの異常に関連して起こる様々な症状を、咬合(こうごう)関連症候群といいます。頭痛、肩こり、腰痛のほか、聴力障害(耳鳴り、めまい、聴力低下)や手足のしびれなどの症状も現れる場合があります。

さらにかみ癖が進行すると、口を開ける時などに、左右のあごの関節から「カクンカクン」という音がするようになり、口が大きく開かなくなる顎(がく)関節症を発症することになります。

食べ物は、左右均等にかむように心がけてください。また、ガムなどを左右および前後の歯で均等にかむ練習をしてください。右奥、右前、左前、左奥と、四つのポイントでかみまわしをすると効果的です。ただし、1日1回程度にとどめてください。また、歯を食いしばることは極力避けてください。

治療ではまず、かみ癖ができた理由(片側の歯が痛むなど)を把握し、その原因を取り除くことが大切です。肩こりや腰痛など咬合関連症に対しては、歯に装着して正しいかみ合わせを作る「スプリント」などによる治療法があります。当院では歯のかみ合わせ研究の権威・長坂斉先生が提唱する治療法をお勧めしております。また、日本全身咬合学会や日本顎咬合学会の認定を受けた歯科医院ですので安心してご相談ください。

顎関節症

〇三つの症状から
歯科疾患と全身症状の関係は、古くて新しい課題でありますが、医療器機の急速な進歩とともにその実態が次第に明らかとなってきました。それに対する社会的注目度も高まってきたようです。
むし歯や歯列不正などの歯科異常がある場合、噛みにくいところでは自然と噛まなくなるため、どうしても噛み癖が生じます。この噛み癖は、通常噛んでいる側の歯の磨り減りなどによって首から上の頭の位置の変化(重心バランス異常)が起こるようです。

〇聴力障害、腰痛、肩こり、頭痛
人間の体はそれらのバランス異常を正常な位置に補うために、常時一部の筋肉が緊張した状態になります。この筋肉の緊張が、肩こりや腰痛となります。
これらの噛み合わせ異常に関連して起きるさまざまな症状を(咬合関連症候群)といいます。咬合関連症候群には頭痛、肩こり、腰痛、のほか聴力障害(耳鳴り、めまい、聴力低下)さらに手足のしびれなどの症状も現れる場合があります。さらに噛み癖が進行しますと、口を開ける時などに左右の顎関節にカクンカクンという音がすようになり、口が大きく開かなくなるいわゆる顎関節症を発症することになります。

〇咬合関連症

かみ合わせ異常の場合、何が起きるかといいますと、まず噛んでいる側、噛んでいない側があり、噛み過ぎていると、かみ合わせの高さが右と左、前と後ろが変わってくるのです。そうすると、低いところと、高いところ、右が高い、左が低い、という形になってきます。低い方に頭がズレるような結果になってきます。ズレてくると、ズレを補正するように反対側の筋肉が緊張する。緊張することでどうなるかというと、肩こりが起きる、筋肉緊張線のズレが起こる。それで、頭の位置が常時右や左に倒れていると、こんどは脊椎がいつも同じ方向にねじ曲げられている形になります。そうするとねじ曲げられていると反対モーメントがさらに下の方に掛かってきますので、右に倒れている場合は、左に引っ張ろうという力が、さらにその下で、右に引っ張ろうという力が、アンバランスに、そうすると反対側の腰痛が起きてくる。ということは重心のバランスが悪いと上から下に肩こりが起き、頭痛が起き、膝の関節が痛くなるということが起こってくるのですが、この時点では、かみ合わせが関係するということを思う人が非常に少ないということです。なぜかというと、肩がいたいのは整形、耳が悪いのは耳鼻科、のどが悪いのが耳鼻科、手の運動障害、膝が整形というように各領域に行くとそれは分からないということになる。つまりかみ合わせ前後でこのような症状がかなり軽快することがある。つまり、軽快するということは、何に関係したか、かみ合わせを治したことによって変わってきたということです。これを咬合関連症候群というのです。
咬合関連症候群がどんどんつづいてくるから、さらに顎関節等によって、関節円板が破壊されます。破壊されることによって、ストレスが耳に掛かったり、脳に掛かったりということになってきます。そのために、関節そのものの症状が起こってきます。その関節そのものの症状というのは、口が開き難い、閉じ難い、顎の音がする、顎の痛みがある、こういう症状になってはじめて歯科の病気かなっていうことに患者さんは感じるようになってくる。それで、歯医者さんに行って、バランスよくかみ合わせを治すことによって症状が軽快することも多いのですけども、時として、歯医者さんに行って、顎関節症と診断されますが、通常顎関節症は口腔外科の対象領域とされていますので、口腔外科に紹介されることがありますが、口腔外科的な対処法に移行することがかなり多いのではないかと思います。ところが、そういう顎関節症というものはとにかくバランスよく噛めるような状態を作り出すことによって、今の症状がどんどん消えていく、これが咬合関連症から発生する顎関節症ということになります。

〇歯周病菌に起因する心筋梗塞、さらには脳梗塞
また、咀嚼不全による胃腸をはじめとする消化器疾患はもとより、歯周病菌に起因する心筋梗塞、さらには脳梗塞。また、歯周病と糖尿病との関係が歯科と全身との問題としての疾患として確認されています。

咬合関連症

顎関節症や咬合関連症は、虫歯、歯周病に次ぐ第3の歯科疾患です。
それでは、どのような症状を併発することが多いかといいますと、まず頭痛、肩こり、手足のしびれに始まり耳閉感、耳鳴り、めまい、聴力低下などの耳症状(コステン症候群)、また顎関節の音や痛みなどに続いて開口障害、さらに腰痛、膝関節痛などに波及することがあります。そして歯科処置による咬合咀嚼機能改善によりそれらの症状が減少することが最近の研究により解明されてきました。

これらの関係が明らかになったのは、ここ数年で、聴力測定装置オージオメータを歯科処置前後に使用し、そのデータの比較検討をおこなった結果、聴力には噛み合わせの状況に対応し即時変化する特性があることが判明しました。つまり左右において噛み癖側に聴力の低下が見られ、咬合バランスを整えることで聴力の左右差が減少しさらにそのパターンにおいても均等化する傾向があるため聴力を咬合のセンサーと考えるに至ることができました。
咬合咀嚼機能が口腔内環境によって左右されること(痛みなどのため噛めない)は言うまでもありませんが、実際、歯科疾患などによる咬合咀嚼機能の動的変化を、咀嚼運動に関連した生体反応(聴力の変化)を利用して計測するなどの試みは、今までなされたことはありませんでした。聴力変動の機序として、顎関節頭は側頭骨に隣接しており、聴覚機関はその中に存在しています。長期にわたる、偏位咀嚼による偏った咀嚼運動により、
 1.関節頭からの咬合圧による物理的刺激が、側頭骨内部の聴覚器官に直接影響をあたえること
   が、聴力低下を含む(咬合関連聴力低下や、顎関節症耳症状)となる原因と考えられる。
   咀嚼運動に関連する筋肉は、咬筋、側頭筋、内、外側翼突筋があり、
 2.偏位咀嚼はそれに関わる筋肉運動の差をもたらす。東北大学および岐阜大学などによる、fMRI
   の実験により、咀嚼状況の変化が筋肉運動量の差となり、即時に脳血流に与える影響が報告さ
   れており、脳血流の左右差などによる聴覚機関の活性度の差も咬合関連聴覚低下の原因の一つ
   と考えられています。これらの2つの原因により、偏位咀嚼が聴力低下を発生させ、咬合バラ
   ンス改善により聴力値の改善が起こることは、我々の、(オージオメータ)による臨床報告か
   ら数多く示されています。

重心バランス

むし歯や歯列不正などの歯科異常がある場合、噛みにくいところでは自然と噛まなくなるため、どうしても偏位咀嚼が生じます。この偏位咀嚼は、通常噛んでいる側の歯の磨耗などによって首から上の頭の位置の変化(重心バランス異常)が発生します。
そのバランス異常を正常な位置に補正するために、常時一部の筋肉が緊張した状態になり、この筋肉の緊張が、肩こりや腰痛になると考えられます。これらの噛み合わせ異常に関連して起きるさまざまな症状を「咬合関連症候群」といいます。咬合関連症候群には頭痛、肩こり、腰痛、のほか聴力障害(耳鳴り、めまい、聴力低下)さらには手足のしびれなどのTMD症状も併発する場合が多く、さらに偏位咀嚼が進行することにより、顎関節音や、顎関節痛さらには開口障害など、いわゆる顎関節症を発症することになります。

 1)顎運動不全(偏位咀嚼)咬合力偏位が原因の歯および周囲組織症状
  (1)負担加重性歯周炎
  (2)歯根膜炎、歯周病
  (3)顎関節症(顎関節音、顎関節痛、開口、閉口障害)
 2)顎運動不全(偏位咀嚼)による脳血流異常が原因の症状
  (1)耳症状:めまい、耳鳴り、難聴(老人性、突発性など原因不明の難聴の真の原因?)
  (2)鼻および咽頭症状:鼻炎、上顎洞炎、咽頭炎
  (3)脳症状:脳血栓、脳梗塞、痴呆症
  (4)脳幹症状:神経伝達物質(アセチルコリン、ドーパミン)などの生成不全によるパーキン
     ソン、自立神経失調症など
 3)顎運動不全(偏位咀嚼)による頭位変化体重心が原因の症状
  (1)筋肉バランス異常が原因
     1.頭痛(筋肉緊張性)
     2.肩こり
     3.腰痛
     4.下肢筋肉痛
  (2)脊椎椎間板圧迫が原因の症状
     1.腕および手の運動機能障害
     2.肋間、および坐骨神経痛様症状
     3.肺呼吸障害など各種内臓機能異常

このように噛み合せ異常には、ひとつに、頭の位置が変わるという問題、ふたつに筋肉のバランスが変わるという問題、三つ目に、脊椎の椎間板、脊椎が曲がるという問題、そのための神経症状などがあらわれています。
また、頭の血液においては、痴呆や、脳梗塞などに関連して来ますし、それから、発端となっているのは、聴力が変わるということです。
この原因は、血液が変わるために、聴力変化は耳の中のリンパ圧が変わってくることに起因するといわれています。そのリンパ圧が変化することによって左右の聴力のバランス変化が起きることがいま考えられています。そういう状況だと思います。
それから頭の位置が変わることによって、からだを正常に保とうとする、各種の筋肉の緊張変化が起り、これが肩こり、腰痛になることがあります。したがって、今度は脊椎そのものが、変形することで、さまざまな症状が出てきます。噛み合せからその三つの型の不定愁訴といわれている症状が出てくるわけです。
昨年話題になりました、兵庫県歯科医師会が行った調査で、歯がある人と、無い人の医療費を調べましたら、歯のいい人は他の病気になりにくいというデータが出て来ています。例えば、他の病気をいっぱい持っている人は、逆に歯の疾患をいっぱい持っている人ということも言えます。
歯を治してからバランス良く噛むことによって総合的な医療費が変わってきます。他の病気で受診することが少なくなってくるのではないかと考えられています。

治療の流れ

〇ご来院から治療まで

まず、症状をお聞きします。
現在感じている症状を、例えば、頭痛や肩こりはどの程度か、ものすごく痛い、とかの程度を自己申告していただきます。症状の程度として、自分でこれは我慢出来ないというのが3、そうでもないけど何となく感じるが1、その中間的なものを2とします。まったくないのは、0なので、4段階に分けることが出来ます。
そのデータを最初に申告していただいて、噛める場所、噛めない場所を診断装置により診断し、疾患部位を特定し、歯がない人には、入れ歯を入れたり、歯がいたくて、噛めない人には、治療をしていただきます。グラグラな歯の状態の人には歯周病処置を行います。
治療の基本は、バランスのよい噛める状態にもっていく治療を行っていきます。そして、両方で噛める状況を作っていきます。積極的に両方で噛めるようにします。
その時に、治療前、治療後の聴力を計っておきます。積極的に噛む前というのは、噛み過ぎている側の聴力が低下しています。右噛みの時は、右側の低下、左噛みのときは、左側の低下。それがバランスがよくなってくると、聴力値が均等化してきます。と同時に全身症状の低下が改善して来ます。

まずその時の症状をどこで噛んでいるかということを聴力の咬聴計を使って、あるいは、オクルーザーという器械で、噛んでいる状態が右で噛んでいるか、左で噛んでいるか調べます。それの最大公約数的なところから判定をします。噛めないところを判定し、噛めないところの治療を行い、それで噛めるようにして、さらに計る。それで聴力が均衡化して、全身症状が改善していけば、ある程度治ったということになります。つまり、一般的には歯が痛いから歯医者に行き、痛みが消えた時点で治療が終わりということですが、当院では、オクルーザーバランスの聴力が均等化し、全身症状がなくなることで歯科治療の良否の判定の基準としております。

〇メンテナンス

メンテナンスでは、咀嚼指導を行っていきます。その咀嚼指導で大事なことは、咀嚼というのは長年同じところで噛んでいるので、次のご飯を食べる時には、忘れています。忘れないために、いつも潜在意識の中に入るようにします。いつ咀嚼の練習をするかというと、ご飯を食べた後、必ず慣れるまでは噛んでない場所で噛むような練習を左右均等にします。こういう症状を持っている人は、ガムの噛み廻しが一番いいと思います。ガムは、一定のところで噛めますので、左の奥で10回、犬歯あたりで10回、こんどは右犬歯で10回、右奥で10回と、この4ヶ所で噛み回しをし続けると、自分で症状が減少しているのに気がつきます。その噛み方を続けていることによって全身の症状の再発を防げるということになります。
治療を終えた後、もちろんお口の中を治療した後、むし歯がないか、これを診断するひとつの方法として、またオージオメータで、聴力を計る。聴力を計って、異常に高ぶっている場所がある場合は、そこにむし歯があったり、そこで噛まない状態であったりします。またさらにそこから治療をしていくということになります。長い間の癖というものはそう簡単には抜けないので、新しい癖を作るということです。つまり、全体で噛む癖を作り、その新しく作った癖で、古い癖を消していくように努力をしていきます。それがメンテナンスの根幹になります。